リオのカーニバル
一生に一度は行きたい熱狂の祭典!リオのカーニバル
2025カーニバルツアー
2025年カーニバルパッケージツアー催行中止となります。2026年のツアーは催行予定。
※2025年は観覧チケット、シャトルバス乗車券の販売のみとなります。
チケット、シャトルバス乗車券についてのお問い合わせはinfo@bestplantravel.com.brまで。
DAY 1|3月7日(金)リオに到着、各自でホテルへ
14:00以降よりホテルチェックイン
この日は完全フリータイムです。ホテルの目の前に広がるビーチでおくつろぎください。
DAY 2|3月8日(土)市内観光・チャンピオンパレード観戦
8:00 ホテル出発。日本語ガイドの案内で市内観光。コルコバードの丘、ポン・デ・アスーカル、マラカナンスタジアムなどリオを代表する人気観光スポットを巡ります。
12:00頃 レストランにてブラジルの代表的な料理「シュラスコ」をお召し
上がりいただきます。
16:00までにホテルに戻り、夜に備えて休息。
18:00 ロビーにてお弁当をお配りいたします。
20:00 ロビー集合。カーニバル会場へシャトルバスで向かいます。
チャンピオンパレードでは、スペシャルグループ14チームのうち上位6チームをご覧いただきます。
DAY 3|3月9日(日)ご出発
ホテルにて朝食・午前中はフリータイム。前夜の疲れをとります。
12:00 各自にてホテルチェックアウト※各自昼食。
フライトに合わせ、各自空港へ移動します。
お疲れ様でした!
2020年観戦ツアーのご報告
観戦前日の2月28日にお客様がリオ入り。
カーニバル時期、夏真っ盛りのリオのビーチを楽しんだり、お買い物をしていただいたり、自由時間を楽しんでいただきました。
観戦本番の29日、朝ホテルの朝食後に市内観光に出発!日本語ガイドの案内で、コルコバードの丘、ポンデアスーカル、マラカナンスタジアム、イパネマビーチをめぐり、ランチはブラジリアンビュッフェを堪能。カーニバル時期、リオは約100万人の観光客で賑わいます。カーニバル前までは毎日のように降っていた雨も止み快晴、これぞリオと言える天気でいつも以上に活気のある街を観光するだけで、テンションUPでした。
夕方にホテルに戻り、夜の観戦に備えます。集合は21時15分。夜通し行われるパレードを観戦するので、夜食の和食弁当をお渡しして準備万端で会場へ。
チャンピオンパレードは、その年優勝したチームを始め6位までのチームを見られるパレード。ご参加いただいたお客様の多くが最後まで残り、その熱狂の祭典に酔いしれた夜でした。
カーニバルとは
カーニバル(カルナヴァル)とは、謝肉祭という宗教的行事のこと(もともと春に豊穣・多産を祈るゲルマンの農耕際/サートゥルナーリア祭にあるという説もあります)。
キリスト教のカトリックでは、復活祭(イースター)に先立つ40日間を「四旬節(しじゅんつ/Quaresma)」として、紺屋で十字架にかけられたキリストを記念して食生活(においては肉を控える)を始め全ての禁欲生活の期間とし、その期間の始まる前の4日間、羽目を外して祭りを行うとして解放的なお祭りとしたのがカーニバルの由来とされています。
カトリックでは伝統的に陰暦(月暦)が使用されているため、カーニバル期間も毎年変わります。
一般的に「リオのカーニバル」と言うと、リオの中心地にあるサンボドロモという全長約700メートルのパレード会場で開催される、コンテスト形式のパレードを指しています。
たくさんの「エスコーラ・デ・サンバ(サンバ学校)」と呼ばれるチームが、優勝を目指し1年間かけて準備した成果をお披露目する舞台、このパレードを観るために世界中から多くの観光客が集まり、リオの街は賑やかになりますが、日本でもリオのカーニバルで盛り上がる様子は、毎年ニュースでも話題になりますね。
エスコーラ・デ・サンバの歴史
◆エスコーラ・デ・サンバ(サンバ学校)はリオ・デ・ジャネイロの貧民街で生まれた組織で、初めの頃はカーニバル期間中に自前で衣装を作り大通りで自由に仮装行列(パレード)を楽しんでいたようです。リオのカーニバルはポルトガルの上流階級の舞踏会とカトリックの宗教行事が合体されたと言われます。
◆19世紀初めにブラジルの東北地方バイーア州でお祭りの時に頭にターバンを巻き、レース衣装にサンダル履きで街頭を行列するブロッコと呼ばれるグループが生まれました。このブロッコがリオにも広まり組織化されたのがエスコーラ・デ・サンバとなります。
◆上流階級の仮装舞踏会とはまったく縁のない貧民街のカーニバルはスラム中の広場で始まり、各人が勝手に作曲し勝手に歌いながら楽器をたたき踊っているのが1930年頃のカーニバルだったようですが、1932年に新聞社「ムンド・エスポルチーボ」が主催し、サンバの曲のコンクールが開催された事がエスコーラ同士の競い合いの始まりと言われています。
◆1934年、ジェトゥーリオ・バルガス大統領による民衆向けの政治とあいまって、エスコーラ・デ・サンバは更に組織的になものになりました。
◆1935年には政府観光局が主催者となり、パレードは統一された筋書きをテーマとし、且つ、ブラジルの国民性を持ったものでなければならない、という規制が出来ました。
◆1952年にエスコーラ・デ・サンバはグループ分けされパレードをすることになり、現在ではスペシャルグループとAグループに分かれており、スペシャルグループの下位2チームとAグループの上位2チームが入れ替わる方式がとられています(入れ替えとなるチーム数が変更となる時があります)。
パレードの採点基準
下記の10項目ごとに10点満点で集計され、合計点が最も多いチームが優勝となります。
-
打楽器の演奏 / BATERIA
-
リズム・歌・踊りのバランス / HARIMONIA
-
踊り / EVOLUÇÃO
-
テーマ曲の歌詞とメロディー / SAMBA-ENREDO
-
衣装 / FANTASIA
-
パレードのテーマ / ENREDO
-
パレードの先導 / COMISSÃO DE FRENTE
-
山車と装飾 / ALEGORIAS E ADEREÇOS
-
メストレ・サーラとポルタ・バンデイラの踊りと調和 / MESTRE-SALA E PORTA BANDEIRA (※メストレ・サーラ/旗を持った女性とポルタ・バンデイラ/エスコートの男性)
-
パレード全体の調和 / CONJUNTO
パレードの構成
1チーム約2千~4千人(打楽器は最低200人以上)山車は最低8~12、制限時間1チーム65分以上、80分以内。
チーム内での各々の役割は下記の様になります。
-
総監督(DIRETORIA DE HARMONIA)
-
パレードのテーマ構成・衣装担当(CARNAVALESCO)
-
作曲家(COMPOSITOR)
-
打楽器部門の監督(DIRETORIA DE BATERIA)
-
白のレースのコスチュームで行進する女性達(BAHIANA)
-
パレードを先導し紹介する男性(MESTE-SALA)
-
エスコーラの旗を持ってパレードする女性(PORTA-BANDEIRA)
リオのカーニバル会場はサンボドロモと呼ばれ、7万人以上を収容できる巨大なサンバ専用のスタジアムで行われます。1チーム65~80分かけて行進しますが、距離は約700mと長くなく、スピード調整が必要となるのです。